スタッフブログ&整備レポート

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GMC タイフーン 車検整備

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さくら車検の小松崎です。

今回ご紹介します車両は、GMCタイフーンです。

アメ車の中でも車両数が日本に無く部品の手配も難しくなってきている車種です。

走行中80km程度でフロントタイヤに震えが始まり、ハンドルにも同時にブルブル振動が伝わってくる症状があるので、まずは足回りの点検をいたしました。

車両をリフトにて上げてフロントタイヤを揺すった瞬間、ステアリングASSY及びアイドラアームに大きな遊び(ガタ)がすぐに確認できました。

部品検索の結果、ステアリングASSYは生産終了及び供給終了で日本にも本国にも在庫はありませんでした。

ネット検索でも一切ございませんでした。

ステアリングに大きなガタがある場合は継続検査で不合格になります。

お客様と相談の上、用意できる部品でとりあえず部品注文をして交換をする事になりました。

足回りで交換できた部品はアイドラアーム・タイロッドエンドASSY・ガイドアームです。

交換後は症状が10分の1程度まで治まりました。

上記の画像はステアリングタイロッドエンドASSYの片側になります。

今回、車両をお預り時に急にエンジンが止まったりしてエンジン不調になってしまいました。

テスト走行中の出来事ですが、道端でエンストしてそのままエンジンがかからなくなってしまい、牽引ロープで整備工場まで運んできました。

原因は燃料ポンプの不具合です。

燃圧が少なくポンプが寿命を迎えてしまった様です。

ご納車後などお客様が運転中ではなくてよかったと思います。

下記画像は燃料タンクを車両から取り外した様子です。

下の画像は燃料ポンプ・燃料フィルター Oリング・ストレーナーです。

故障した燃料ポンプはボッシュ社製でした。

当社はACデルコ社製で用意をいたしました。

交換後は一発でエンジン始動で完治いたしました。

他にも

ファンベルト・テンショナーの交換・エンジンオイル(5W40)オイルエレメントの交換・クーラント液の交換・フロントブレーキパットの交換をいたしました。

最後にヘッドライトの光量不足、原因はヘッドライト本体の劣化です。

お客様はHIDに交換をしていて一度検査で不合格になりハロゲンにて再検査をしましたが結果は不合格でした。

残念です。

本国から純正品を用意したらびっくりするような高額ライトユニットでしたので、国産のKOITO社から発売されている角目ライトを現在注文中です。

2種類サイズがあるので注文の際は要注意です。

こちらの整備は次回ご紹介を致します。

 

記事ID: 21739

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1981年生まれ千葉出身、現在足立区在住です。趣味は釣り、ゴルフ、スノーボードです。アウトドア派で車はSUVが好みです。昨年子供が生まれ趣味の釣りとスノーボードが行けずゴルフのみ時間を見つけ頑張っています。子供と趣味の共有ができることが楽しみです。 【保有資格】二級自動車整備士、中古自動車査定士、中古自動車販売士、損害保険募集人資格

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