スタッフブログ&整備レポート

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更新日: 2022.6.17

スバル レガシィアウトバック インナードライブシャフトブーツ交換

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皆様こんにちは!

さくら車検のutadaでございます。

ついに梅雨入りし、グズついたお天気で

何だか気分もどんよりしてしまいますね・・・。

カビの発生に要注意です!!

 

さて、今回はレガシィ アウトバックを車検整備にてご入庫頂きました。

点検の結果、インナードライブシャフトブーツがパックリです!!

IMG_0113[1]

もちろん保安基準不適合の為、交換をさせて頂きました。

ドライブシャフトブーツは、アウター(外側)インナー(内側)

それぞれ左右に付いています。

アウターブーツの場合は下の写真のように社外品の分割タイプがほとんどです。

imagesMWZVSU5W

このブーツの場合はシャフト本体を抜かずに作業が可能です。

しかし!

 

インナーブーツに関しては分割タイプが出ていません・・・。

その為、シャフト本体をミッションから引っこ抜いての作業となります。

車種によってはとってお時間がかかってしまう事もあります。

 

まず、ストラットを外し、フリーにします。

 

IMG_0117[1]

 

IMG_0118[1]

 

ここまでフリーになればあとは抜くだけです!!

 

IMG_0129[1]

抜けましたーーーー!!

 

IMG_0121[1]

 

 

今回の場合は意外とすんなり抜けましたが

これも車種や年式によっては固着等が原因で

ぜんっぜん抜けないこともあります・・・。

 

あとはブーツを交換するだけです。

IMG_0122[1]

 

IMG_0123[1]

筒の中にある深緑色をしてグチャグチャになっている液体のようなものが

ブーツグリス(潤滑剤)です。

パックリとブーツが破れたまま走行していると

ブーツグリスが空っぽになって鉄同士が直接擦れ合うと

金属磨耗を起こし、ドライブシャフトのガタや異音の原因になります。

ハンドルを末切りして、アクセルを入れると足元辺りから

「ガガガガガ」や「ゴリゴリゴリ」や「ゴゴゴゴゴ」という音がしていたら

それはドライブシャフトの異音の可能性があります!!!

音が出てしまっている場合には、シャフトごと交換しないと

改善されません・・・。

今回は、多少ブーツグリスが残っていました。

 

IMG_0124[1]

筒の中のものを一旦取り出してバラし、古いグリスやゴミを掃除します。

 

IMG_0126[1]

それを元に戻して新しいブーツを取り付け、新しいグリスを注入します。

 

あとは鉄のバンドでブーツを固定し、外した手順の逆で

シャフトを取り付けて終了です。

 

もちろん外車のブーツ交換も承っております!

 

少し大掛かりな作業でしたが、ご入庫頂きありがとうございました!!

 

記事ID: 5797

この記事を書いた人:投稿者名

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1992年生まれ、東京在住。高校生の時にアルバイトをしていたガスリンスタンドで刺激を受け、車やバイクが好きになり、ひたすら整備のバイトや仕事をしていました。250ccのバイクに乗ったりドリフト車に乗って車を壊すことが趣味の一部でした(笑) その他の趣味は料理やお菓子作りなど意外に得意です。

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